かれんのクトゥルフシナリオ置き場ブログ

自作のクトゥルフシナリオ置き場です。ほかの方の利用よりも自分が使いやすいようにしているものがおおいかもです。編集能力はゼロです

羅生門 第3問 白羊~匿名希望~


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羅生門シリーズ続編
第3問

「ねぇ?しらない?」

「何が?」

「メリーさん」

「新しいやつ? 」

「そそ」

「何かまた怖い話?」

「うーんどうなんだろう?」

「ん?なんで?」

「だって、出口はあったから」


第3問 白羊~匿名希望~

「けど、理解するとだめ、、、らしいよ?」


人はいつだって、誰かに試されている


、、、ねぇ?一緒に死のう?


推奨技能
目星
図書館
聞き耳

エンディング3種
TRUE
BAD
Another

Anotherは
第三の選択肢といえる
何度高めのエンディングとなります

推定3時間~10分?

導入
探索者は目覚める
そこには1面の空と
強い風
それを受ける場所に立たされていた
ようは
高層ビルの屋上だ
塀を超え
足を踏み越えると
命を立てる位置にいる

背筋の凍るような
状況中で
背中を塀につけるかもしれない

ポケットからの振動
見たことの無いスマホ
何故かその手に取り
通話可能にする

「ねぇ?私メリーさん覚えてる?」
何を言われているのか
分からないとも声に出せない
「ねぇ?一緒に死のう?」

その声の誘いは甘美にして
寛大
踏みとどまることをしようとする理性が
探索者の中で渦巻きさけぶ
思い出せと

探索者は昨夜の夢の内容
思い出す

それは絶望か希望か
それとも、、、恐怖か平凡か

理解とは必ずしも人を救わない

消える意識の中
スマホの画面には
通話者名に匿名希望と書かれてた


第3問 白羊~匿名希望~

目が覚めると
そこは大きな箱の中だ
探索者は箱の中にいた
天上に書かれた大きな文字

ステージI

周りに散らばるガラス片
力技で折られたにはひん曲がった鉄バッド
ガラスのない鏡と
致死量以上の血
受話器の落とされた電話が
鳴り響いている
そこは生活空間を思わせるが
まったくそうでない

このような
異様な世界で目が覚めた探索者は
感じたことない恐怖を背筋に感じる
サンチェ1/1d3

周りには
①血で汚れたガラス片
②落ちた受話器
③出口と書かれたドア
④ステージⅡと書かれたドア
がある

鉄バッドは手にすることができるが
振りにくいのはひと目でわかる

基本技能15% 1d4+db

 

①血で汚れたガラス片
見ると変哲もなさそうだが
まるでコーティングされたようなものだ
汚れは取れず
不気味さを思わせる

医学があれば判定を

それが人間の血だと自覚する0/1

②落ちた受話器を拾うと
「やぁ?」と声が聞こえる
それは何故か探索者全員への
発信されている
「君たちも巻き込まれるようだが
こちらも出たくて出られなくてね
もし出たいなら 出口からでるといい
もしほかの出口を探すなら
彼女が受け入れないといけない事実を
突きつけなさい
やり方を間違えば危ないかもしれないけどね
同情は誰かを救うとは限らない」

プツリと切れる

③出口と書かれたトビラは
ネームプレートかついており
よく見ると
「賢者は愚者より劣ることはなかれ
愚者でなくては生き残れない
道理もあるのだ
しかし、ながら
目を背けたくないのなら目を背けてはならぬ
受け入れるは困難であれど
受け入れなければ与えられることもなかれ

与えられなき者に与えられることを祈る」

と小さな字が羅列されたように
かかれている

④ステージⅡのトビラに近づくと
勝手に崩れ落ちる
先の見えない暗闇が
探索者を待ち受けている

進みますか?

 

ここで仕様

だれかこの部屋から出ようとした場合 出口orステージⅡへ

バッドがひとりでに動きだし探索者を襲う

持つものがいたなら str9対抗

地面に落ちていたら 出ようとした人を襲う 聞き耳

失敗すると 1d4のダメージを負う


ステージⅡ

そこは黄色い部屋だ
しかし、そこには
いくつも鎖が引き詰められ

そこ部屋にある
①ベッド
②机
③冷蔵庫
④ステージⅢと書かれたドア
を鎖で締め付けている

そして、その先にある
④ステージIIIと書かれた扉

窓枠だけのこされた窓
天上に書かれた
ステージⅡがさらに不気味さを彩る

探索者はどこから調べますか?

 

①ベッドこれには
破られたあとが複数
血痕らしきもの
がある

聞き耳をどうぞ
成功した探索者は
「、、、死にたい」
と囁く声が聞こえた

 

②机の上には
誰かの日誌が
置かれている
タイトルはなく
殴り書きされたのか
荒く扱われてるように見える
内容を見ますか?

内容は以下の通りでした

私は彼女の診療をしていたものだ
私は彼女を救えなかった
それに対してのバツなのだろう?と
私は勘違いをしていた
しかし、違った
何を違えたか
彼女が、何欲しったかわからない
聞いていたら何か変わっただろうか?
ただ、私は止まってはらならない
彼女が理解を求めているのなら
彼女が私の死を望むなら
彼女とその死を受け入れよう
それが彼女ためとなるなら、、、

彼女と死のう

 

③冷蔵庫
冷蔵庫の中身はほとんど何も無い
ただ、そこには
誰も食べるわけでもなく
レモンと紙が置かれていた

紙には「彼女は自分の死を自覚している」と書かれている

 

④ステージIIIと書かれたトビラに
近づくと
また扉が崩れ落ちる
唸りを上げるような音を聞くと
身体が震えたような感覚を感じる

サンチェ0/1d3


ステージIII

見え覚えのある
屋上へ探索者は導かれた
しかし、そこの空は真っ赤に染めあがっている
本能が告げる
この先がステージIVだと
その理解してはならぬ
死への欲求が探索者へ
語りかけてくる

踏み込んだものは
1/1d6

発狂した場合は
屋上から飛び降りたくなる
症状となる
しかし、葛藤があるため
誰かが手を引いたら正気に
戻ることとする

飛び降りずにすんだ
探索者は
その光景を受け入れたら死ぬことを
悟る


死に恐怖するなかで
何かを見つけるのなら
目星が必要である

 

成功したものは
マジックで塗りつぶされた
可愛い手鏡を見つける
それは少し割れているが
危険はなさそうだ

 

手鏡をレモンで拭き取ると
綺麗な手鏡となる
覗くとそこには
君ではなく
少女がいる
髪が長く
俯いているため
そこ顔を覗くことは出来ない


BADEND
ステージIIIから
飛び降りてしまう
探索者は思い出した
そうだ、、、
私は飛び降りたのだと
彼女の感情を理解し
その痛みを受け入れたのだと

空から落ちる中
隣の少女が笑う
彼女に君は笑みを投げ返している

ありがとう、、、
そう言ってるようだった

BADEND ひとつとなる ロスト

 

NormalEND
出口を開ける
理解しがたい世界からの脱出
それは悪いこと出ない
むしろ、それは正しいのだ
恐怖からの脱出を試みた
探索者は
後ろから声を聞く
「おめでとう、、、これで、君たちも彼らの仲間入りだ♪
これからも、誰かがこの都市伝説で死ぬことを
恐れるといい」
と何者かの笑い声をきく

それは夢か現実か
君はベッドで目覚めるが
悪夢が終わった気がしない
手には白の御札が握られていた

NormalEND 語られる都市伝説
SAN値回復 1d4

クトゥルフ神話技能1%

 

AnotherEND 君は、、、
探索者は彼女に
自分を好きになるか愛す必要があると
怒るか悟る

それを告げたられた少女は
涙を流す
「いやだ、、、こわい」
と鏡の中だけでなく
その空間が怯える

「醜いの、、、見たくなくないの、、、
見せると怒られるの、、、あの人と同じ顔してるの、、、
あの人が!」
少女が倒れる鏡の中で

「なんで、、、?」
彼女が倒れると
そこ中に
燃え盛る空たかき炎が現れる
火はその子をひろいあげる
「可哀想だろ?」
火は笑う
「この子はだめだ、、、壊れてしまったからね
いくえに壊されたものたちに助かるすべはない
もし、黄色で止める人がいたら、、、
いや、それこそ後の祭りだ
それでも、君たちはここへきた
あの医師さえ辿り着かなかった所へ
誰も賞賛を与えないだろう
でも、私が言おう、、、
おめでとう、、、」
狂気が笑う
しかし、その顔はとても寂しそうで嬉しそうだ

「さぁ、帰るんだ、、、
答えは羅生門にある
もし、君たちがこの結末を変えるなら
それはそれで面白そうだ
愛を与えらぬ命に
愛を与えられる日は
来るのだろうか?」
その回答者を求めるようにいうと
彼らは鏡から消えてしまう
探索者の答えを聞くことなく消え
世界が崩壊し探索者は眠りつく

起きるとそこはベッド上
涙がつたいおちる
携帯鳴り響くと
そこには空メールがある
匿名希望、、、宛先へのメールは
送れない

ただ、変わったのは
メリーさんの噂は少なくなり
君たち手には白い御札があった

SAN値回復1d8 ボーナス成長技能+5

クトゥルフ神話技能1%

 

少女

神話生物 塵人間の力を与えられた少女

その力をつかい探索者の心と体に取り憑いて悪さをしてくる

複数人に取りつけるため逃げ場はない

同情する相手を墜落死へと誘う

彼女は

以前、親からの虐待から心を病み

自殺してしまった少女

いつの間にか与えられた力で

自分と同じ人間を作ろうとする

 

電話の相手

アナザーエンドの火の姿の怪物

古き神

ヴォルヴァドス

遠い星の神

少女のその姿を嘆き

それを救うものがいないんかと?

助言をしてくれる

ただ、それは直接的なものではない